万城目学(新潮社)
久しぶりに小説(軽めの)が読みたくなって選びました。
万城目さんはもちろん知っていたけど読むのは初めて。
縁結びの神が巻き起こす人間界でのあれこれを描いた連作短篇集。
この神様のうさんくささが笑けてちょっとだけあったかい。
神社を前より身近に感じられるかも。
小説は想像を膨らませて読みたいので、
装丁で登場人物は書いて欲しくないタイプ。
そして、映画化されると原作読む気が一気に失せてしまうのです。
確かに、大神様がやっていることに比べたら、私たちの営みはあまりに小さいかもしれない。ものの見方も近視眼的に過ぎるかもしれない。でも、これが私の役目なんだ。人間の小さな暮しを守ることが、私がここに祀られた意味なんだ。
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