稲垣えみ子(朝日新聞出版)
『情熱大陸』『報道ステーション』でその存在を知った、
元・朝日新聞記者の稲垣えみ子さん。
原発事故を機に節電生活を始め、今は月の電気代が200円を切っているという。
そんな「閉じていく」生き方、「手放す」生き方や、
新聞記者という書く仕事に興味を持ち、この本を手に取りました。
立場は全く違うけれど、私も仕事を離れ、生活を整えている最中です。
限られた時間やお金をどう使っていくか、見直しているところ。
手始めに、重曹を片手に家中を掃除しています。
豊かさとは、自分の言葉とは生き方とは。
改めて考える良い機会になりました。
考えてみれば、便利なものを手に入れるとは、自ら考え工夫する機会を失うことでもある。得ることも失うことも結局は同じなのだ。なのに「あったら便利」に執着し、「ないと不安」とおびえていた。(「この世は親切に満ちている」より)
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