残された者の痛み。
碑(いしぶみ)に刻まれた旧制・広島二中の一年生321人。
幼くしてこの世を去った彼らが最期に残した言葉とは。
記録として残された子どもたちの最期、そして、
残されなかった最期を想像し、呼吸が苦しくなるくらい胸が痛かった。
また、亡くなった先生の次女のインタビューで語られた、残された者の痛み。
助かったから幸せとは決して思えない。一生、彼らの死を背負っている。
命より大切なものはあるのだろうか。
命の重みに差がないだろうか。
それは、人間、動物、植物、自然、すべてひっくるめての話。
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