何度でもオールライトと歌え

後藤正文(ミシマ社)
日本ではいわゆる政治的発言のできる芸能人文化人アーティストが少ないので、
私のTwitterのタイムラインに(誰かのリツイートで)ときどき現れるこの人の言葉は、
そういう意味で目立っていた。

アジカンのGotchのエッセイ集。
日常、生活、政治、社会、原発、地元、音楽、未来。。
今、どうしても書かなければならなかったこと。

もともとは夫が買った本だったのですが、
面白くて先に読んでしまいました。
真面目なテーマもあるけど笑いもあり、
言葉のセンスがとても良いです。

そんなわけで、我が家では最近アジカンの曲がよくかかっています。
消してーリライトしてー。

 こんなことを、どうして考えるようになったのだろう。でも、どういうわけか、無頓着ではいられないような気分になった。どこかの爺様やオッサンたちが、頻繁に物騒なことを言い出すようになったからかもしれない。
 決定的な何かはないけれど、音と、匂いがする。空気は読むものではないと思う。読もうとすると、面倒な圧力や膜が立ち上がる。だから、嗅いでみたり、耳を澄ませてみるのがいいと思う。
(「君は拳銃を撃ったことがあるか」より)




▲a piece of cake 4u▽

ひと切れのケーキの力を信じて。 from岡山