94歳のニューヨーカーの生き様。
1950年代からインテリアデザイナーとして活躍。
2005年、自身が84歳の時のメトロポリタン美術館での展覧会が大成功を収め、
ファッションアイコンとして大輪の花を咲かせた。
カラフルで個性的なファッションも観ていて心躍るけれど、
何よりも切れ味のある名言の数々が最高。
「毎日無難なことを繰り返すくらいなら、いっそ何もしなきゃいい」
「私は、大きくて大胆で派手な物が好き。死者も目覚めるほどのインパクトよ」
「自分を美人だと思ったことは、一度もない。私みたいな女は、努力して魅力を身につけるの」
そして、ビジネスパートナーでもある夫のカール。
お金はすべて彼女の洋服代に消えていくが、税金を払うよりいい使い道、
子供のような彼女と一緒にいると退屈しない、と言ってのける。
自分の3倍生きている彼女の生き様に、
歳を重ねるということ、パートナーの存在、世の中に出るということ、
いろいろと考えさせられました。
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