帰ってきたヒトラー

笑うな危険

現代に甦ったヒトラーが、モノマネ芸人としてブレイク。

やがて再び、大衆の心を捉え始める。


問題作、と言っていいと思う。ストーリーのキワどさと、

街中の人や実在の党員と絡むシーン(目隠し・モザイク多用)。


そのブラックユーモアが笑えるけど、

現代人の心を掴んでいくそのリアリティにだんだん笑えなくなってくる。


それにしても、戦後70年を過ぎ、

戦争を題材とした日本の作品の少なさにがっかりしてしまう。

ドイツと日本、戦後同じだけの時間が流れているはずなのに。

▲a piece of cake 4u▽

ひと切れのケーキの力を信じて。 from岡山